2007年01月24日

「韓国の民主化が危機に直面」

朝鮮日報
「韓国の民主化が危機に直面」
韓国民主化20周年、専門家はこう見る

 1987年、韓国では「民主化」が人々の合言葉のようになっていた。それから早20年の月日が流れたが、韓国社会は人々が夢に描いた通りの社会にはならなかった。「生活が良くなった」という回答が20年前の68%から32%にまで大幅に減り、その一方では「民主化を自制しなければならない」という回答が3.9%から31%に急増した、最近の本紙の調査結果がまさにそれを物語っている。一体何が問題なのだろうか。最近、各界の学者らが相次いで発表した分析結果や警告は、「民主化以降の20年」に対するさまざまな見方を示すものとして注目されている。

 
 世宗研究所主席研究委員の姜明世(カン・ミョンセ)博士は、今月19日に開かれた成均館大東アジア地域研究所の企画学術会議で「“第3の市民権”といえる社会権が韓国では確立されていない」と主張した。社会権とは、経済的福祉、安全、教育に関する体系と社会サービスを包括した権利で、韓国ではこれが保障されていないために、民主化後、むしろ生活の質が低下した、と指摘されている。階級間で不平等な社会の形成がさらに進んだだけでなく、かつては「教育」と「勤勉さ」という要素を通じて得ることができた社会移動の機会が大きく減少した、と姜博士は主張した。

 姜博士はまた、職場単位で組織される韓国の企業別労組が、普遍性に根差した社会的市民権とはかけ離れ、政府もまた適切な社会政策を講じることができず、ナショナリズム的なムードが強いがために労働運動はアイデンティティの確立に失敗し、社会的な争点もまた浮上しにくくなった、と分析した。

 一方、西江大の孫浩哲(ソン・ホチョル)教授(政治学)は、同じ学術会議で発表した論文「韓国の民主化から20年:成果と限界、そして危機」で、むしろ「民主化が深刻な危機に直面している」と主張した。かつての「軍事ファシズム」とは質が違った、韓国版の「真性ファシズム」が台頭する危険性があるというのだ。「民主化運動が危機に直面している主な理由の一つは、民主化運動を主導してきた勢力の道徳的な側面における絶対的な優位が失われたためだ」と孫教授は指摘する。「不動産成金との戦い」を宣言しながら、青瓦台(大統領府)の幹部らが江南のマンションを購入していたことがその代表例だという。

 また、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が不動産価格の暴騰を招きながら、それを他人のせいにしていることに代表されるように、「無能」も一つの理由に挙げられるという。孫教授は、指導的立場にある民主化運動出身者らに対し、傲慢さと独善的な姿勢を捨て、自己省察をすることで、「新自由主義による社会的な二極化」の問題を解決することを求めた。





まぁ、日本でもそんなところがありますが、何もしないで権利だけ主張するからそうなるんですよ。「民主化」すれば生活が良くなると言う夢を見て「民主化」を実現するためだけに権利を主張する。「社会契約」が無い状態で夢だけ見てもしょうがないです。

あと、絶対的に足りず今後も改善されない要素が「自己反省」


関連書籍:
ノイマンの夢・近代の欲望―情報化社会を解体する


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posted by 遇六 at 07:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「良い社会」は日帝残滓だから排除したんじゃないの?

Posted by at 2007年02月11日 11:36
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